大学卒業して初めて入った会社で教えられたことがあった。
建築設備の機械の仕事は人間で言うと血管や心臓部を表しているんだよと。
そうすると建築と構造と電気はどうなるか。
建築:見た目(身長、体重、肌色や顔の構成)
構造:骨
電気:神経、脳
きっとこんな感じだろう。
そう。
建築物をつくるということは、建築屋だけではなく、構造屋と設備屋(機械、電気)がとっても重要だと言うこと。
建築雑誌でも、構造と設備の設計者名書いてあるしね!!
※因みに私は電気のお仕事をしています。
是非この機に色々な建物に入った際は上を見上げてみてください。
天井には色々な設備機器が散りばめられています!!
空調機(室内機)
夏は冷房、冬は暖房。快適な空間を創ってくれる優れもの。
換気扇(給気口、排気口)
密閉された空間に外の空気を入れて中の汚い空気を出してくれるもの。これは法律で決まってるから絶対に必要なもの!
照明
いろいろな種類があるけど、公共の建物はこのベースライトが主流。JISで部屋によってどれだけの光をだしなさい(照度)ってのが決まってます!
感知器
火事のときに鳴ります。これは法律でも決まっていて、管轄は消防署!煙で反応するものや熱で反応するもがあります。
非常照明、誘導灯
これも法律で決まっていて停電になったときに20分くらいは点灯してくれる照明と、出口を教えてくれる誘導灯。
映画館にある誘導灯は映画が始まると消えちゃいます。これは特別に許可されています!
スピーカー
大型ショッピングモールとかだと、大体音楽が流れてくる。
本当の使い方は火事などが起こったときに知らせるためのもの。これも法律で決められています。
もっとあるけど…
訳わからなくなってしまうのでここまで。
是非天井を気にしてみてください(*゚▽゚*)