ぴろこの日常

既婚、社会人、気まぐれな30過ぎの日常ブログ

照明設計方法とメーカーの必要性

照明設計。

設計をするに当たり、メーカーのカタログから自分で選んだり、大きい物件だとメーカーに選んで貰ったりします。

照明の選び方は…適当にこの照明ここに2個置いて、あそこには3個置くー。

とかはやらない。笑

先ずは…

①部屋の仕様を確認し、その部屋の照度の決定をします。(JISより決定、無いものは経験値)

照度は、JISによってその部屋をどのくらい明るくしなさいってのが決まってます。

例えば事務室は750lx、廊下は200lx 等…

※lx→ルクスと呼びます。照度の単位のこと。

 

②面積を計算して、照明が設置される高さを掛けて体積をだします。

 

③カタログから照明を選びます。これは物件とセンスの問題。物件が文科省とかだと公共型番ってのがあって、そこから選びます。民間とかだとまぢでセンスで選びます。

例えば、ロビーはスクエア型にしようとか…廊下はダウンライトにしようとか…

トイレは大体ダウンライトで選ぶことが多いです。

 

④照明を決めたらカタログに書いてある配光データというのを元に照度計算ってものをして台数を決定させます。

 

これを各部屋やるので意外と大変なんです。

だからメーカーさんの協力が大事で…

色んな照明のメーカーさんに、何かあったときにお願いできるように仲良くさせていただいているんです(o^^o)

因みに私が仲良くしてる照明メーカーさんは…

三菱電機さん

パナソニックさん

遠藤照明さん

他にも色んなメーカーさんがいますが、私は大体この3社にお願いしてます。

 

照明。

それは人間が生きていく上で必要不可欠なもの。

それを構築し提供するのが我々設計部隊であり、照明メーカーさんだと思ってる。

人間のストレスにならないよう、照明のTPOを守り、眩しすぎ、暗すぎを考慮して設置する。

公共の場にある照明を少し気にしてみてください!

 

そうそぅ、今やってる物件で、お客さんにあるメーカーにしてほしいと要望を受け、色々調べてみたら…照明のラインナップが凄くてびっくりしたメーカーがありました。

それは…次回のお楽しみで!!笑

 

↓配光データとは…↓

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