※(注)虫の写真が貼り付けてあります。
シャクトリムシとは…
結論から言うと、蛾(が)の子供です。
イモムシより細長く、足が前と後ろにしかないため、後ろ足を前足に持ってきてU字型になりながら歩きます。
その姿が尺をとってるように見えるため、尺取虫と呼ばれているそう。
先日我が庭園に出現したシャクちゃん。
恐らく、ヨモギエダシャクかなと思います。
どんなふうに成長するのか育ててみました。
大分いい感じに大きくなったいたので、次の日には脱皮が始まりました。
数時間後には茶色く固くなりました。
これが蛹(さなぎ)です。
この状態で大体1週間。
この間は何も食べません。
安否確認のため、少し振ると細い方をくるりんと回して返事してくれます。
そして、今回は8日目の朝、体液を撒き散らしながら殻をやぶってでてきてくれました。
ちょっと羽が上手く広がって無かったのですが…
その夜、我が庭園に戻しました。
数時間後、寝ようと思いベランダを覗くと私の見える範囲にシャクちゃんがこちらを見つめていました。
まるで、『短い間お世話になりました』とでも言っているかのように…
私はおやすみと言って眠りにつきました。
翌朝、シャクちゃんの姿はありませんでした。
無事旅立てたのだろう…
そう思い、いつかシャクちゃんの子供が訪れることを夢見ながら…我が菜園を今日も耕してみる。